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LED照明との違いを解説!
無電極ランプの「光の質」とは?
照明の明るさを語るとき、私たちはつい“ルクス値”だけで判断しがちです。
しかし、実際の現場では 同じルクス値でも「見え方」が全く違う ことがあります。
その鍵となるのが、
🔶【1】光源の違いが「見え方」を決める
■ LEDは「点の光」
LEDは小さな発光点が集まってできています。
そのため、光が直進しやすく、
眩しさが強い
影が濃く出る
ムラが出やすい
という特徴があります。
高天井や広い空間では、
この“点光源の弱点”が特に顕著になります。
■ 無電極ランプは「面の光」
無電極ランプは、ランプ全体が面として柔らかく発光します。
その結果――
☑ 影が薄い
☑ 広く均一に照らす
☑ 目に優しく作業がしやすい
☑ 高天井でもしっかり届く
つまり “明るい”ではなく“見やすい”光 なのです。
🔶【2】「ピューピルルーメン」が圧倒的に高い
照度計は“光の量”しか測れません。
しかし実際に私たちが感じている明るさは、
瞳孔がどれだけ光を感じるかによって決まります。
これが ピューピルルーメン(瞳孔ルーメン) と呼ばれる指標です。
無電極ランプはこの数値が非常に高く、
同じ200ルクスでも、体感は400~500ルクスに感じる
と言われるほど“見える光”を作り出します。
🔶【3】「眩しさが少ない=安全性が高い」
LEDは直進性が高いため、どうしても眩しさ(グレア)が強くなりがちです。
眩しさは以下のようなトラブルの原因になります:
・作業ミス
・視認性の低下
・疲労の増加
・事故や接触の増加
無電極ランプは光が広がるため、
柔らかいのに明るい。
眩しくないのに視界がクリア。
安全性に直結する光が得られます。
🔶【まとめ:無電極ランプの光は“明るさの質”が違う】
特徴 LED 無電極ランプ
光の広がり 点光源で直進 面光源で柔らかく広い
影 濃い・ムラが出やすい 薄い・均一
眩しさ 強め 少ない
高天井 届きにくい しっかり届く
見え方の体感 数値通り 数値以上に明るく感じる
🟧 LEDは「量の明るさ」
🟩 無電極ランプは「見え方の明るさ」
この違いこそが、
工場・倉庫・体育館などの大空間で無電極ランプが選ばれる最大の理由です。